にまにまと笑っていたら、ユーコがふらーっとわたしに近付いてきた。 「せっかく連絡先聞けたんだから、家でちゃんと連絡するんだよ。あたしは紗良ちゃんちまでは着いていけないから、しっかり頑張ってね」 ユーコに肩を叩かれて、ニヤケ顔がピクッと引きつる。 連絡先を聞けて満足してるだけではダメなのか……。 わたしの恋を応援してくれるというユーレイは、可愛くて、少しあざとくて、なかなか厳しい。