#さて問題です

「危ない危ない…」


私は母が入ってこないように部屋についている鍵を閉めて、机にチラシを置いた。


「どれどれ」


チラシの下の方にある仕事内容を読む。


「えっ」


私は仕事内容を読んで、息を呑んだ。


仕事内容はこんなものだった。


・写真の中から次に殺されると思う人をひとり選ぶ


・本当にその人が殺されたら賞金ゲット


〜追加ルール〜


・選んだ人を自分で殺すのもOK


・自分で殺す場合は1日以内に殺さなければならない。


・その場合、賞金は2倍ゲットできる


・もし24時間以内に殺せなかったら


『もし24時間以内に殺せなかったら』この続きは印刷時のインクが付いていて見えない。


けれど24時間以内に殺せば問題ないということだ。


私はチラシの右下についてるQRコードを読み取ると『さて問題です。次に殺される人は誰でしょう』と書かれたサイトに飛んだ。


スクロールすると、男女合計10人の顔写真と、その人たちの住んでる場所が書かれたページが出てきた。


私はその中からひとり『次に殺されると思う人』を選んだ。


その次に『他人が殺す』か『自分で殺す』のどちらかを選択するボタンが出てきた。


私が選んだ人は、私の住んでいるところから遠い人だ。


自分で殺しに行きたくても、お金がなくて行けない。


だから私は『他人が殺す』を選択した。


『回答を承りました』


最後にそう表示され、結果発表の日の記載があった。


「明日の18時っと」


結果は明日の18時にわかる。


カレンダーとスマホにメモしておいた。


「奈津子!お風呂行っておいで」


一階から叫ぶ母の声にすぐに反応して、部屋を出て行った。