【完】きみは硝子のゼラニウム




こんにちは、瀧です。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。



実は私自身、お花が大好きで、よくお花屋さんに足を運びます。

お花って、もらう人も、贈る人も、どちらも幸せな気持ちになれる存在ですよね。



ケーキ屋さんと少し似ているな、と思うことがあります。

お花屋さんに来る人もまた、少なからず幸せな気持ちを抱えて訪れているのではないでしょうか。


自分のためだったり、大切な誰かのためだったり。理由はそれぞれ違っても、花を手にした瞬間、きっと心があたたかくなるのだと思います。


本作品も、そんな想いを込めて綴りました。



尋にとって、雛菊との出会いは、幸せをたくさん詰め込んだ花束のようなものなのだと思います。


ずっと枯れないで。たとえ形が変わったとしても、それでも愛し続けて。


雛菊の依存気味なところも、硝子のように繊細な心も、尋ならきっと丸ごと愛してくれる。


尋だけの、特別な花でいてほしい――そんな願いを込めました。



この作品を執筆するにあたり、Official髭男dismの『silent』を、リピートして聴いていました。ぜひ、照らし合わせてみてください。