【完】きみは硝子のゼラニウム





周りには、相変わらず星がキラキラ輝いている。

出会ったときから降っていた、この光。

この星の下で、ずっと、何かは始まっていたんだと思う。


触れるか触れないかのやさしいキスが、そっと私に落ちる。

唇が触れた瞬間、心が揺れ、胸がぎゅっとなる。


そのまま、昨晩と同じように、背中と膝裏に手を回され——ひょいと軽く持ち上げられて、そのままくるくると回転する。



「ひっ、尋くんっ…!」


「ははっ…すげー幸せ」



ぐるぐると回る景色の中で、私はただ、尋くんにしがみつくことしかできない。


それでも——その腕の中が、どうしようもなく安心できる場所だって、ちゃんと分かっていた。



「尋くん、大好きだよ」

















” 四葉のクローバー ”

― 私のものになって