【完】きみは硝子のゼラニウム





強くなりたいわけじゃない。

ただ、終わりにしたいだけなのに。


その「終わり」さえ選べない中途半端な自分が、また嫌いになる。

終わることもできなくて、かといって前に進むこともできなくて、ただここに立ち尽くしているだけの自分が、どうしようもなく惨めで——苦しい。



……だったら、じゃあ、私はどうしたらいいの。


自分で自分を大切にするなんて、そんなことできないのに。

どうやって生きていけばいいのかなんて、分からないのに。


優しくしようとしても、すぐに「そんな資格ない」って声が否定してくる。頑張ったねって、自分に言ってあげたくても、「何もできてないくせに」って、全部打ち消される。



私は、私の一番の敵で——逃げ場なんて、どこにもなかったんだよ。


どこに行っても、何をしても、結局は自分から逃げられなくて、ずっと同じ場所で立ち止まっているみたいで……息が詰まりそうだった。



……少しだけで、いいの。


本当に、ほんの少しだけでいいから。


私の代わりに、私のことを大切に思ってほしかったの。