(俺)と「私」の諸事情



俺がパフォーマンスを終えて、3日経った日。

ちなみに今日は一次審査結果発表の日。

前半参加者は、一次審査をしたスタジオよりも大きいスタジオに移動された。

そこには…。

人、人、人!

130人ってこんな多いんだな...と、改めて感じた。

大きなスタジオには、事前にいた後半参加者がいて、がやがやと…とにかくうるさかった。

俺たち前半参加者もスタジオの中に入って座り、撮影開始を待つ。

みんな結果発表だから、そわそわしてるな。

俺も別の意味でその一人。

受からないと命はないからな。

何千回思っただろうか。その思いで全然寝れなかった。

まぁ、深夜レッスンがあったからだろうけど。

そわそわというより、ゾクゾクかな。

とにかく不安しかない。

一緒始まんないでくれっ...!一次審査!

そう思う人はこの中に何人いるだろうか。

5位以内、5位以内、5位以内...。

まだ撮影が始まってもいないのに、胸の前で手を重ね、心の中で唱え続ける。

それが157回までいったとき。

だんだんと照明が暗くなり、ステージ上でパッ、とスポットライトが光る。

黒い影が映り、ステージ上にいる人が口元にマイクを近づけた。