(俺)と「私」の諸事情



かなりヤバい人なら、ダンスメインの曲なのに「ボーカルメインだから」といって歌だけの人や、その逆の人もいた。

その時の怒り狂った審査員をスタッフがなだめている、という様子も見られた。

…あれ、審査員からの怒りのオーラがすごかった。

緊張で、自己紹介など声が出なくなってしまう、という人もいたな。

正直言って、しょうがない。

でも、自分の緊張からの強さを確かめられるいい場所だと思う。

審査員からキツイ言葉を受けて泣いているところを友達になぐなめてもらっている、という人が多かった。
まぁ、未成年女子のプレッシャーってこんなものだと思うけどな。

…俺は男だから、プレッシャー弱々なんて言われたらたまったもんじゃない。

…本当は1日ぶっ通しで一次審査をやるけれどこういう人達がたくさんいて、思ったよりも速く進んでしまった。

「…これから、休憩を設けます。30分後にまた、座っていてください。また、まだ呼ばれていない人参加者は、終わった参加者と練習時間が違わないように、他のスタジオに行って練習することは遠慮してください。」

最初とは違う、思いっきり不機嫌な声。

これでも頑張って抑えている方だと思う。

…今思うと。

あまり、芸能界入っている人があんまりいなかった。
初心者が多くて才能もイマイチの人ばっか。
最後の方に上手い人入れて盛り上げようってこと?
最後の方に入れた方が番組的にはうけるからか?

…完全後者だと思うけどな。

でも編集してカットすれば順番なんて関係ないのに。

やっぱり社長は謎だ。