由佳の家は俺のアパートから本当近かった。 正直びっくりだ… もう、由佳の家の前なのだから繋いだ手は離さないといけない。 出来る事ならこのままずっと繋ぎ続け一緒に居たい。 ほんと俺は女々しい。 繋いでいた手は由佳から離された。 さっきまで温かかった掌は急に冷たくなった。 俺は気付いたら由佳を抱きしめキスをしていた。 .