梢が叫ぶと同時に小道の中へ向けて走りだした。
葵が慌ててあとを追う。
葵「ちょっと待って!」
足元の草木に体のバランスを崩しながら必死に梢を追いかける。
すると急に丘が終わって開けた場所に出ていた。
大きな木がそびえたち、その前に梢が立っている。
梢「いる……」
葵「え?」
よく見ると木の表面に人の顔がボコボコと浮かびあがている。
その体は完全に木の中に埋まっていて、顔には血管のように蔦が張り巡らされている。
それはすべて幼い子供たちの顔だった。
葵「ヒッ!! か、顔が……」
葵が怯えた次の瞬間、顔という顔が一斉に目を見開いた。
カッと見開かれた目がふたりを見つめている。
葵が慌ててあとを追う。
葵「ちょっと待って!」
足元の草木に体のバランスを崩しながら必死に梢を追いかける。
すると急に丘が終わって開けた場所に出ていた。
大きな木がそびえたち、その前に梢が立っている。
梢「いる……」
葵「え?」
よく見ると木の表面に人の顔がボコボコと浮かびあがている。
その体は完全に木の中に埋まっていて、顔には血管のように蔦が張り巡らされている。
それはすべて幼い子供たちの顔だった。
葵「ヒッ!! か、顔が……」
葵が怯えた次の瞬間、顔という顔が一斉に目を見開いた。
カッと見開かれた目がふたりを見つめている。



