コトドリ様

大田さん「そうだよ。これは私が経験した話だよ。私は子供のころふたりの友達をあの森で失った」
梢「周りの人たちは、その子たちのことを忘れてしまった!?」
大田さん「そうだよ。それだけじゃない。私の中からふたりの名前が抜け落ちてしまって思い出せなくなったんだ。だから友達が行方不明になったことも信じて貰えなかった。それに、街の中からふたりがいた痕跡も綺麗さっぱり消えていたんだよ」
葵「ちょっと待ってください。それじゃ矛盾しています。大田さんはさっきから友達を司くんと美也子ちゃんだって言っていましたよね?」