司くんは内緒話をするように小声になった。
『知ってるよ。危ないから近づくなって意味でしょ?』
『違うよ』
大田さんの答えに司くんは首を左右にふった。
『大人にとって面白いものがそこにあるから、子供に取られないようにしてるんだ』
その答えに大田さんは呆れてしまった。
『森の中に面白いものってなに?』
『例えば財宝とか』
司くんがニヤリと笑う。
もちろん、美也子ちゃんも大田さんもそんな話を信じたわけじゃなかった。
けれど夏休みも中盤へ差し掛かり、かなり暇をしていたこともあって、結局コトドリ森へ行くことになった。
『知ってるよ。危ないから近づくなって意味でしょ?』
『違うよ』
大田さんの答えに司くんは首を左右にふった。
『大人にとって面白いものがそこにあるから、子供に取られないようにしてるんだ』
その答えに大田さんは呆れてしまった。
『森の中に面白いものってなに?』
『例えば財宝とか』
司くんがニヤリと笑う。
もちろん、美也子ちゃんも大田さんもそんな話を信じたわけじゃなかった。
けれど夏休みも中盤へ差し掛かり、かなり暇をしていたこともあって、結局コトドリ森へ行くことになった。



