君に捧げるアイラブユー




どうしよう、この状況。東と二人きりってだけでも落ち着かないのに、そのうえこの足の状態。痛いし、恥ずかしい…!



「東、ごめんね。私のこと放っといて大丈夫だから」



できるだけ明るく、いつも通りの調子で言ったつもりだった。本当は全然そんなこと思ってないくせに。


迷惑なんてかけたくないし、これ以上かっこ悪いところも見せたくないし、何より——こんな情けない自分を、東に見られ続けるのが恥ずかしかった。



心臓はずっと落ち着かないままで、痛みとは別の意味で息苦しい。



「……。」



東はすぐには返事をしなかった。ただ、少しだけ視線を落として、私の足元を確認するみたいに見つめてから、ゆっくりと動いた。


え、なに……?


そう思った瞬間、東がふっとしゃがみこんだ。私のすぐ目の前で。


そして、次の瞬間には、当たり前みたいな動きで、私の膝裏と背中に手を回してきて。



「へ?」