君に捧げるアイラブユー




「三木。西宮と俺の荷物持って行ってくんない?俺のは、クラスの誰かに渡しといてくれればいいから」



私と、東の荷物?一瞬、意味が分からなくてきょとんとする。

でも三木は違ったみたいで、東の言葉を聞いた瞬間、ぱっと何かを察したように表情が変わった。

「オッケー」と軽く答えて、なぜか口元がにやけている。


えっと…今のやり取りのどこにそんな要素があったの?



「じゃ、私先行くから。東、すぐりのことよろしくね!」



そう言って、三木はひらひらと手を振りながら、さっさと行ってしまう。



「えっ!み、三木!?」



思わず声を上げるけど、もう振り返りもしない。


ちょっと待って、よろしくってなに~!?

こんな状態の私を置いていかれても、東だって困るだけなのに!