好きです、先輩。別れてください

見つけた猫葉くんの優しさに無意識にもにこにこしていると、猫葉くんはため息ひとつ。


そのあとに言った言葉はよく聞こえなかったけど、まあいっか!




「桜庭さんっていつもそんななの?」


「そんなって?」


「あー。いや、なんでもない。」


「……うん?」




そしてたどり着いた職員室。




「山本先生?先ほど帰られたと思うけど……。プリントなら渡しておこうか?」




先生まさかの不在。代わりに出てきてくれたのが優しい先生で助かった!


ちなみに山本先生は私たちの担任の先生だ。




「やっと終わった〜!これで帰れるね!」


「早く帰らないと春弥がうるさいからよかった」


「春弥……?」




朝、先生に対しても言ってた気がする名前だ。


家族の誰かの名前?


今日は猫葉くんのはじめてを知ることが多いな。




「そっか、言ってないしね。春弥は弟だよ。今、小3」


「小学3年生!?めっちゃ年離れてるね!」


「よく言われる。小5の妹もいるし」


「じゃあ2人のお兄ちゃんなんだね!」




妹ちゃんと弟くんか〜。猫葉くんの家族なんだし美形なんだろうな。