両手いっぱいの、大好きを。

「え、ええ?私、他の男の子と仲良くしちゃダメなの?」

そう言い、虹くんを見上げてみれば…

「はああああああああ…っ」

虹くんが盛大なため息をお見舞いしてきた。

「委員長、ちょっと抜けます」

「え、ええっ!?」

「ちょちょちょちょちょ、夏凪くんっ!?胡依さん!」

虹くんは、委員長に対して…

「委員長、頑張って」

と笑顔で言ったのだ。

「はいいいいいっ」
※♡付き疑惑浮上中

委員長、恋に落ちたんじゃ?

「愛里清ちゃん、ちょっと来て」

「う、うん?」

そう言うと、虹くんのきれいな指先が私の前髪に触れた―――。