大好きなキミと365日の恋をする

―――キーンコーンカーンコーン…


運悪くチャイムが鳴ってしまった。


あーあ…話しかけるチャンス逃したなー…


とか思ってぼんやりしていたその時…


「はいみなさんおはようございます!1限目は社会ですね…じゃあ今日は、ちょっと小6の復習をしますねー…『平将門の乱があった年号は?』胡依さんどうぞー」


う、嘘!?私っ!?


「っぇ…ええと…うう、分かりませんっ…」


周りからくすくすと笑う声が聞こえる。


「頭悪…」とか「勉強してなさすぎじゃね?」とか…


耳をふさぎたくなるような悪口だらけ。


それはなぜか、女の子しか言ってなかったけど。


「935年。939年と言っているものもあります。」


虹くんが『頭脳明晰』ということを証明しているような答え。


「すっ、素晴らしいですっ!夏凪さん!!さすが成績トップ首席入学頭脳明晰成績優秀…っ!!」


せ、成績トップ!?それに首席入学!?


やっぱりすごいな……


「先生?話が脱線してますけど。」


的確ですね、虹くん。


「あら失礼。で…胡依さんは、もっと勉強しましょうね!私も協力するわよ?」


で、何で私にまた話が戻ってきちゃうの〜っ!?


「〜〜〜……」


先生の説明不足な授業が終わり、あっという間にお昼休みに。


「っ…ぅああ…」


私はいろいろ込み上げてきて、机にベターっと突っ伏せた。


「なーによ?可愛い可愛い愛里清ちゃん。そんなうなり声あげちゃって。あの授業のことー?」


可愛いって何よ…


というより……図星だ…


そう心結と話してお弁当を食べて、お昼休みがあと10分弱になった頃…