「あー!虹!!連絡したのに!電話までだよ!?ほんっとにどこ行ってたのよっ!!」
「食堂だけど、何」
「本当いつも冷たいなぁ…もっと優しくしてよぉ…っ!」
花美ちゃんは、虹くんと距離を縮め、頬を膨らませて、むっと怒ったような顔をした。
自然とあんな可愛い顔ができるのが羨ましい。
「花美は無駄話多すぎ。で?本題は?」
「昨日、月寄先生が学年朝会のときに社会の授業で地図帳使うって言ってたじゃん?それ、忘れたから貸してほしいなぁ〜って」
月寄先生というのは、私達のクラスの担任、月寄明凛先生のこと。
低めのポニーテールで、清楚な雰囲気をまとっている、とってもきれいな先生。
「はぁ…いつも何かしら忘れてるよな…はい、これ。」
「ありがとーっ!!頼りにしてるよーっ!こ〜うっ」
虹くんの手から地図帳を奪い取るように受け取り、あざとくお礼をして帰っていった花美ちゃん。
虹くんが疲れたように「はぁ…」とため息をついた。
「あれが、噂の幼馴染ってやつねー」
「うん……。多分、虹くんの……好きな……人……」
「いやー、愛里清が好きっていう可能性もゼロではないでしょ」
「そんなこと…」
自分で言いながら、悲しくなる。
分かってるのに……分かってるのに……っ
「だって、花美って愛里清の1個後の電車でしょ?」
「うん。そうだよ。虹くんも知ってるけど、何で?」
「ならなおさら。花美のことがほんとに好きなら、出来るだけ花美に近づけるように、電車も合わせるだろうし。あんなに冷たい態度とらないと思うよ。あれは好き避けの域を超えてるし」
「でもっ―――」
「食堂だけど、何」
「本当いつも冷たいなぁ…もっと優しくしてよぉ…っ!」
花美ちゃんは、虹くんと距離を縮め、頬を膨らませて、むっと怒ったような顔をした。
自然とあんな可愛い顔ができるのが羨ましい。
「花美は無駄話多すぎ。で?本題は?」
「昨日、月寄先生が学年朝会のときに社会の授業で地図帳使うって言ってたじゃん?それ、忘れたから貸してほしいなぁ〜って」
月寄先生というのは、私達のクラスの担任、月寄明凛先生のこと。
低めのポニーテールで、清楚な雰囲気をまとっている、とってもきれいな先生。
「はぁ…いつも何かしら忘れてるよな…はい、これ。」
「ありがとーっ!!頼りにしてるよーっ!こ〜うっ」
虹くんの手から地図帳を奪い取るように受け取り、あざとくお礼をして帰っていった花美ちゃん。
虹くんが疲れたように「はぁ…」とため息をついた。
「あれが、噂の幼馴染ってやつねー」
「うん……。多分、虹くんの……好きな……人……」
「いやー、愛里清が好きっていう可能性もゼロではないでしょ」
「そんなこと…」
自分で言いながら、悲しくなる。
分かってるのに……分かってるのに……っ
「だって、花美って愛里清の1個後の電車でしょ?」
「うん。そうだよ。虹くんも知ってるけど、何で?」
「ならなおさら。花美のことがほんとに好きなら、出来るだけ花美に近づけるように、電車も合わせるだろうし。あんなに冷たい態度とらないと思うよ。あれは好き避けの域を超えてるし」
「でもっ―――」

