大好きなキミと365日の恋をする

「虹くん?何か言った?」


「いや、何にも?そーだ、何食べる?」


私たちの周りには、屋台がズラリ。


食いしん坊な私は、海老せんとか、フランクフルトとか、そういうこってりしたものに目が行ってしまう。


虹くんの前でそんなものを食べる姿なんか見られたら、『え…』って思われるかもっ…!!


そのために、何か可愛いやつ…


あ!


「りんごあめにするっ!」


これなら!


「ん。じゃあ買ってくる…って、ダメだな…」


「え?買ってこようか?」


「もっとダメ。また、変な男に捕まっちゃうよ?」


「………っ!」


虹くんはそう意地悪に笑い、私の手を優しく握った。



「一緒に買いに行かないと、ね?」