大好きなキミと365日の恋をする

そう抵抗の言葉を叫ぶけれど、非力な私の体は、簡単にベンチから引き剥がされてしまって。


「行こ?俺らん家。」


男の子が耳元でそう囁く。


「やっ…!」


自分じゃないみたいな甘い声に、全身の毛が逆だって。


気味悪くて、体中に寒気が走った。


怖いよ…


助けて…虹くん…っ!


そのまま強引に、手を掴まれて、引っ張っていかれてしまう私。


もう駅から出てしまいそうになった時、後ろから低い声が聞こえた―――。