両手いっぱいの、大好きを。

「…え?」

「ん?違う?」

「そうで…すなんてことないです!!」

「陽晴ヶ丘ね」

な、何っ!?これほど否定しているというのに…

「俺らと楽しいことしよーよ」

「え!楽しいことって…お菓子作りとかですか!?」

そう言うと、男の子2人の顔が固まったように見えた。

「あー、天然なタイプ?」

「いや、巻いてますよ?」

「は?」

「え…髪ですよね?」

「あー、そうじゃない…もういいから来て」

そう、男の子は言い、私の腕を力強く引っ張った。

「あっ…嫌っ!離して!」