大好きなキミと365日の恋をする

8月26日、夏祭り当日。


私は、家で全身鏡の前で、浴衣姿をみておどおどし続けていた。


「お母さんっ!!変じゃない!?リップ濃すぎたかな!?髪型似合ってないかな!?」


「心配しすぎよ、ありちゃん。大丈夫、可愛いから」


「えぇ…でもぉ…」


「あら…そんなに気にするってことは、デートか何か?」


「ち、違うっ!」


「あらそう?今少し間があった気がするけど?気のせいかしら?」


「間なんてなかったもん!じゃあ行ってくるね!」


これ以上詮索(せんさく)されて、虹くんのことがバレたらまずい…っ!


そう思い、私は早めに家を飛び出した。