大好きなキミと365日の恋をする

「し、心臓が持ちません…からっ!」


え、めっちゃ面白い答え…


「あはは、そっか。」


そう笑えば、捺穂さんははにかんだように下を向く。


そして、意を決したような顔でこちらを向いた。


その顔は、とても凛々しい。


「な、夏凪…くんっ、!」


「何?」


何だ…?


「好きですっ、夏凪くん…!」


「っ、え…?今、会ったばかり…」


そう反射的に返事すると、捺穂さんは悲しそうな表情を浮かべた。


「ごめん、夏凪くん…せめて、答えだけ…お願い、ですっ…!」


そうだな、さすがに失礼か…


「悪い。俺、好きな人がいるから。」


「誰…っ?絶対に言わない!だから…!」


風の噂で耳にしたとても口が硬い地味な子がいるということと、見た目から、


このことを言ってもこの子は信用できる気がした。


言おうとし、俺は捺穂さんとの距離を詰めた。


その時―――