大好きなキミと365日の恋をする

「…虹!…好きっ!!」


そんな花美ちゃんの瞳には、じんわり涙が見える。


「……俺、花美のことは――」


虹くんがそう口を開いたとき…


「花美!!行くよっ!!」


祐香ちゃんが、花美ちゃんの手を引き、扉をバシャーンと音を立てて閉めて出ていった。


虹くんの言葉を(さえぎ)ってまで―――。