大好きなキミと365日の恋をする

放課後、環境美化委員会の招集で遅れ、人気の少ない廊下を1人で歩いていたとき。


ふと横を見ると、この前花美ちゃんに連れ込まれた空き教室が。


何だか嫌な予感がしたけど、きっと大丈夫。


「胡依さん。ちょっとごめん」


その時、どこかで聞き覚えのある凛々しい声が私の名を呼んだ。


「あっ…や、やめっ…!?」


そして、ウエストに腕を回され、グッと後ろに引かれて、倒れそうになる。


「静かに。」


「ちょ、え……んっ」


その声と同時に、口を優しく塞がれた。


そして、後ろの方で、ガラガラと扉が開く音がして、また強く引かれる。


「……よ、祐香。」


ゆ、祐香…?


あ、あの時の……!


「あ、花美。もう来てたの。」


そして、祐香ちゃん?は、私から腕を離した。


今のうちに逃げなきゃ…っ!


「うん。で…本題は…っと」


「あ、ちょ…きゃっ!?」


祐香ちゃんが私をソファーの上に押し倒した。


怖くてしょうがなくて、目をぎゅっと(つむ)った。