大好きなキミと365日の恋をする

「ねぇ」


「ひゃいっ!?」


急に声をかけられて、声が裏返った私に、虹くんが呆れの()を向けた。


「愛里清ちゃん、見てた理由ほんとにこれ?」


「へっ…?そ、そそそそうだよ!?」


その時、虹くんが口角を上げて、またまた呆れてるような顔をした。


「分かりやす……ねぇ、嘘ついてるよね?」


「っ…ごめ…んっ、虹くん…」


バレてしまった…それに、虹くんからの信頼が……っ!


「で?本当は何?」


もう、仕方ない…っ!


「こ、虹くんに…見とれてました…っ」


ほんっとに恥ずかしい!


マジで無理!虹くんの顔まともに見れないぃぃっ!!


決死の覚悟で虹くんのことをチラリと見ると、その顔はほんのり赤みがかかっていた。


えぇ?


「あの、虹くん…?」


「あー、もうダメ…それは反則だよ、愛里清ちゃん…」


「え?えぇ!?」


「もう、我慢しないよ?俺。」


「が、我慢…?えーと…うん、いいよ……?」


「明日、一緒に帰ろ。」


「うん!」


こんな感じで、虹くんとの楽しい時間は過ぎていった―――。