両手いっぱいの大好きを。

「やっぱ可愛い」

「だからもうやめてって…」

「はいはい、分かったよ」

そう言って、虹くんはアイスカフェラテを一口。

その整いすぎてる横顔に、つい見とれてしまう。

「ん?どうしたの?」

し、しまった…!

虹くんの横顔がかっこよすぎて見とれてましたなんて、口が裂けても言えないっ!

「ぁ、えぇ、と…」

「もしかして…」

ヤバい!バレる!何か、即席の言い訳を…

「あ、そのアイスカフェラテ飲みたいな〜って…」

その瞬間、虹くんの顔が固まったように見えた。

「いいの?これ、苦いけど」

「あ〜、そうなんだ!ならやめとこっかな〜…」

頼む!バレないで!