両手いっぱいの大好きを。

「いや、フツーに愛里清ちゃん可愛いなーって思って」

いきなり落ちてきました可愛い爆弾。

これだけでも恥ずかしくて、顔が熱い。

「えぇ?私、可愛いのかけらもないよ?」

本当に、なんとド平凡な容姿だことか…

「そんなことないよ。可愛いって。
これ本当だから。信じて。」

「ぅえぇ…?可愛い…かな…?」

「うん。愛里清は可愛いよ。」

虹くんはそう言って口角を上げ、
私の頭をポンポン撫でた。

「〜っ‼︎」

可愛いとさらっと言われたことも、
頭を撫でられたことも、名前で呼び捨てに
されたことも、その笑顔も全部に、
キュンとする魔法がかかっているよう。

さっき以上に顔の温度が上がっていき、
心臓はバクバクフル稼働。

「ふっ、やっぱ可愛い。」

「っ、もうやめて…死んじゃう…っ」

「そっか…こんなに可愛い愛里清が
死んじゃうのはやだな…」

「だから…もうやめてよぉ…」