大好きなキミと365日の恋をする

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―――ドンッ


『すみません!!大丈夫ですか?』


『いえ…』


藍色のサラサラな髪の毛が風でなびいて、顔がよく見えない。


『……あの、胡依さん、ですか?』


『はい、そうですけど…何か?』


『私、蒲生祐香って言います。私の名前、覚えておいてくださいね』


そう言い、その蒲生さんは軽い足取りで去っていった―――。

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楽しかった時間に、()らない記憶が水を差す。


何だったんだろ、これ…


えーと、確か、蒲生…祐香さん、だったはず。


ひらりとスカートを(ひるがえ)し、去っていった蒲生さんの後ろ姿が目に浮かんだ。


花美ちゃんに似てたな…綺麗なとこ。


ん?花美ちゃん…?


何で花美ちゃんが出てきたんだろ?


ちゃんと蒲生さんの顔、覚えてないのに―――。