爆走令嬢アンナの「規格外」な無双劇 〜婚約破棄され失恋しましたが、私の物理(拳)でどうにかします〜

わたしがアンケートを送信すると、先生の通信機器がピコンと音を上げた。

その後も何度も音を鳴らし、それから数分立った頃には全員が送信したのか通信機器が静かになった。

「もう、全員送信完了〜?速いね……それに、随分と綺麗に希望が分かれていて助かるよ〜」

パトリック先生は通信機器を見て驚いたように声を上げた。

すぐに通信機器を操作して、「第二希望でもいい子はいる?」と聞いたり少しむずかしそうな顔をしたりする。

そして、それから数分。

パトリック先生は納得したように顔を上げた。

「決まったよ〜〜今から発表していくから、聞いておいてね。まずは個人競技から……」

そう言って、通信機器を見ながら競技名と生徒の名前、そして、人数が足りているか足りていないかを読み上げていく。

「次、グループ競技。旗取り防衛戦、アンナさん、リリィさん、セルシアさんのグループ……」

パトリック先生がそういった瞬間、わたし達は顔を見合わせた。

「やりましたね!」

「三人一緒じゃない」

「すっごい奇跡!」

それぞれ小声で呟き、机の下で三人でハイタッチをした。

「……以上。クラス競技は全員参加ね〜。あとは、足りていない競技で第二希望、第三希望に入れていた人。その人達に入ってもらおうと思う。もしキツかったら、何か言ってほしい」

パトリック先生は続けて、足りていないと言った競技を順に言い名前を挙げていく。