「そう?それなら良かった。俺さ、第二王子だからとか王族だからって理由で腫れ物扱いされるの嫌いなんだよね」
カイル君は頬を少しだけ掻きながら笑った。
その笑顔は、王族の気品よりかは年頃の明るい男子だった。
「俺さ、普通に友達欲しいし……俺にとっての友達は、護衛だからさ」
チラッとシェイド君を見ながら続ける。
「だからさ、アンナさん!俺と友達になってください!……勿論、リリィさんも、セルシアさんも!」
カイル君はそう言うと、おずおずと手を差し出した。
その言葉に、わたしは目を瞬く。
何か……分かるような、気がする…。
わたしも騎士団長の娘だっていう理由で距離を置かれたり、勝手な期待をされて絶望されたりしたことがあった。
だから……カイル君の言葉が少し胸に刺さった。
「カイルは昔からそうだよな……普通は王族が友達になってくださいなんて言うもんじないけど」
シェイド君はカイル君の言葉を聞いて、ぼそっとそう呟く。
「こいつって、本当に王族らしくないっていうか……怒られることを平気でやってのけんだ。最近だと、王城の廊下を思いっきりダッシュして」
「言うな!言うな!」
カイル君は顔を真っ赤にして、シェイドくんの言葉を遮る。
その光景に、セルシアちゃんがクスッと微笑んだ。
「まあ、だから……お前もカイルのこと気絶させたこと、気にしなくていいぜ」
シェイド君はわたしに向かってそう言い、少し微笑んだ。
その言葉に小さく頷き、カイル君の方に向き直す。
カイル君は頬を少しだけ掻きながら笑った。
その笑顔は、王族の気品よりかは年頃の明るい男子だった。
「俺さ、普通に友達欲しいし……俺にとっての友達は、護衛だからさ」
チラッとシェイド君を見ながら続ける。
「だからさ、アンナさん!俺と友達になってください!……勿論、リリィさんも、セルシアさんも!」
カイル君はそう言うと、おずおずと手を差し出した。
その言葉に、わたしは目を瞬く。
何か……分かるような、気がする…。
わたしも騎士団長の娘だっていう理由で距離を置かれたり、勝手な期待をされて絶望されたりしたことがあった。
だから……カイル君の言葉が少し胸に刺さった。
「カイルは昔からそうだよな……普通は王族が友達になってくださいなんて言うもんじないけど」
シェイド君はカイル君の言葉を聞いて、ぼそっとそう呟く。
「こいつって、本当に王族らしくないっていうか……怒られることを平気でやってのけんだ。最近だと、王城の廊下を思いっきりダッシュして」
「言うな!言うな!」
カイル君は顔を真っ赤にして、シェイドくんの言葉を遮る。
その光景に、セルシアちゃんがクスッと微笑んだ。
「まあ、だから……お前もカイルのこと気絶させたこと、気にしなくていいぜ」
シェイド君はわたしに向かってそう言い、少し微笑んだ。
その言葉に小さく頷き、カイル君の方に向き直す。



