「まーまー二人とも、落ち着いて〜〜」
二人が睨み続けていると、カイル君が二人の間に入ってぽんぽんと二人の方を同時に叩いた。
カイル君のその声掛けが鶴の一声だったのか、二人はピタリと睨み合いを中止すると、わたし達のようにその場に座り込んだ。
「というか、アンナ本当にレガリア君が第二王子だって知らなかったの?」
気を取り直したリリィが、わたしの方を見ながらそう言う。
「う、うん…だって、そもそも王族の人なんて小さい頃一度ご挨拶に行っただけだし……覚えれるわけないよ…」
「あ、そういえばアンナさんのお父様、王国騎士団長でしたね」
「えっ!そうなの?!」
セルシアちゃんがそう言うと、カイル君が驚いたように目を丸くした。
シェイド君も声には出さなかったものの、少しだけ驚いたように肩を揺らす。
「うん、そうだよ……わたしさ、お父様を見習って武道を始めたし」
そう言うと、四人は口を揃えて「へ〜」と相槌を打つ。
あれ、リリィにこのこと言ってなかったっけ?
そう思いながらも続ける。
「挨拶に行ったのはお父様が騎士団の近状報告のついでにお兄様と三人で。王城に入る前から緊張していたから、周りのことが全然見えてなかったよ……殆ど覚えてないしね」
わたしが説明すると、シェイドくんは「なるほど」と腕を組んで頷く。
「そりゃ覚えてないわな。騎士団長が子ども連れてきたのは知ってたけど、こいつが落ち着きなさすぎてお目にかかれてねえし」
くいっとカイル君を指さしながらそう言うシェイド君。
「え、俺そんなに落ち着きなかった?」
二人が睨み続けていると、カイル君が二人の間に入ってぽんぽんと二人の方を同時に叩いた。
カイル君のその声掛けが鶴の一声だったのか、二人はピタリと睨み合いを中止すると、わたし達のようにその場に座り込んだ。
「というか、アンナ本当にレガリア君が第二王子だって知らなかったの?」
気を取り直したリリィが、わたしの方を見ながらそう言う。
「う、うん…だって、そもそも王族の人なんて小さい頃一度ご挨拶に行っただけだし……覚えれるわけないよ…」
「あ、そういえばアンナさんのお父様、王国騎士団長でしたね」
「えっ!そうなの?!」
セルシアちゃんがそう言うと、カイル君が驚いたように目を丸くした。
シェイド君も声には出さなかったものの、少しだけ驚いたように肩を揺らす。
「うん、そうだよ……わたしさ、お父様を見習って武道を始めたし」
そう言うと、四人は口を揃えて「へ〜」と相槌を打つ。
あれ、リリィにこのこと言ってなかったっけ?
そう思いながらも続ける。
「挨拶に行ったのはお父様が騎士団の近状報告のついでにお兄様と三人で。王城に入る前から緊張していたから、周りのことが全然見えてなかったよ……殆ど覚えてないしね」
わたしが説明すると、シェイドくんは「なるほど」と腕を組んで頷く。
「そりゃ覚えてないわな。騎士団長が子ども連れてきたのは知ってたけど、こいつが落ち着きなさすぎてお目にかかれてねえし」
くいっとカイル君を指さしながらそう言うシェイド君。
「え、俺そんなに落ち着きなかった?」



