心のなかで慌てながら、わたしは「そうなんですね」と微笑んだ。
それより、確かにこの子も見たことがなかったな……。
こんなきれいな筋肉……友達にならせていただきたいよ…。
ついさっき反省したばかりなのに、またも彼の筋肉に見とれてしまうわたし。
すると、ザック先生が口を開いた。
「今から、対戦を始める。アンナ・エボリューション、カイル・ディ・レガリア。では、始めっ!」
お決まりの言葉を言うと、ザック先生は対戦に巻き込まれないようにぴょんっと後ろへ飛び退いた。
「お願いします」
そう言いペコリと頭を下げるカイル君を見てハッと気が付き、わたしも慌てて頭を下げて「お願いします」と言った。
「女の子だし、手加減したほうがいい?」
彼は杖を構えると、小首を傾げる。
「いやいや!全然です!逆に本気でお願いします」
わたしがそう返事すると、「ホントに?じゃあ、そうするね」と言ってぶつぶつと呪文を唱え始める。
しかし、それはわたしにとって好都合。
呪文を唱えている間って隙だらけで、わたしからすれば「どうぞ攻撃してください」って言われているようなものだから。
わたしはそう思い、足を滑らせるように走り出した。
急なその行動に、カイル君は呪文を唱え続けながら、驚いたように目を丸くする。
その間にサッと彼の後ろに回り込んだ。
「隙だらけですよ、カイル君」
わたしは呟くようにそう言って、手刀で彼の首元をトンッと叩いた。
「えっ」
驚きの声を上げて、崩れ落ちるカイル君。
それより、確かにこの子も見たことがなかったな……。
こんなきれいな筋肉……友達にならせていただきたいよ…。
ついさっき反省したばかりなのに、またも彼の筋肉に見とれてしまうわたし。
すると、ザック先生が口を開いた。
「今から、対戦を始める。アンナ・エボリューション、カイル・ディ・レガリア。では、始めっ!」
お決まりの言葉を言うと、ザック先生は対戦に巻き込まれないようにぴょんっと後ろへ飛び退いた。
「お願いします」
そう言いペコリと頭を下げるカイル君を見てハッと気が付き、わたしも慌てて頭を下げて「お願いします」と言った。
「女の子だし、手加減したほうがいい?」
彼は杖を構えると、小首を傾げる。
「いやいや!全然です!逆に本気でお願いします」
わたしがそう返事すると、「ホントに?じゃあ、そうするね」と言ってぶつぶつと呪文を唱え始める。
しかし、それはわたしにとって好都合。
呪文を唱えている間って隙だらけで、わたしからすれば「どうぞ攻撃してください」って言われているようなものだから。
わたしはそう思い、足を滑らせるように走り出した。
急なその行動に、カイル君は呪文を唱え続けながら、驚いたように目を丸くする。
その間にサッと彼の後ろに回り込んだ。
「隙だらけですよ、カイル君」
わたしは呟くようにそう言って、手刀で彼の首元をトンッと叩いた。
「えっ」
驚きの声を上げて、崩れ落ちるカイル君。



