パトリック先生の話に割り込むように、ガバっと頭を下げた。
その瞬間、部屋に気不味い沈黙が落ちる。
さっきよりも長い、重たい沈黙。
「ふふ……顔を上げて、アンナさん」
その気不味い空気は、パトリック先生の穏やかな笑いでぷつりと途切れた。
わたしはその言葉におずおずと顔を上げる。
「勿論中央広場の地面破損は決して良いことではない……けどね、これはアンナさんが周りのことも考えて取った行動何だと僕は思っているよ。違う?」
先生の問いかけに、わたしは肯定するようにコクコクと首を縦に振る。
きっかけはリリィの言葉だったけれど、冷静に考えれば、あのレベルの魔法がぶつかり合っていたら怪我人が出ていたし、広場はもっと酷いことになっていたはずだ。
「そうだよね。今回はアンナさんが地面を破壊したけれど、アンナさんが間に入っていなくても、中央広場の破壊はきっと避けられなかったんじゃないかな?」
少し息を吐き出し、話を繋げる先生。
「君が体を張ってくれていなければ、石畳どころか、広場も、周りにいた生徒も大きな被害を受けていただろう。午前中に会議をした結果、騒ぎを止めてくれたアンナさんの力を評価することに決めたよ。おめでとう、アンナさん」
先生がそういったタイミングで、ズボンのポケットからピコンという音が鳴った。
ポケットの中に手を入れて、ある物を取り出す。
ある物っていうのは、生徒手帳のことだ。
生徒手帳は革張りの手帳で表紙には学院の証文が刻印されている。
表紙には複雑な魔導回路が組み込まれており、持ち主の魔力に反応して起動する。
中を開けば、個人の成績、時間割などがホログラムのように浮かび上がる仕組みだ。
その瞬間、部屋に気不味い沈黙が落ちる。
さっきよりも長い、重たい沈黙。
「ふふ……顔を上げて、アンナさん」
その気不味い空気は、パトリック先生の穏やかな笑いでぷつりと途切れた。
わたしはその言葉におずおずと顔を上げる。
「勿論中央広場の地面破損は決して良いことではない……けどね、これはアンナさんが周りのことも考えて取った行動何だと僕は思っているよ。違う?」
先生の問いかけに、わたしは肯定するようにコクコクと首を縦に振る。
きっかけはリリィの言葉だったけれど、冷静に考えれば、あのレベルの魔法がぶつかり合っていたら怪我人が出ていたし、広場はもっと酷いことになっていたはずだ。
「そうだよね。今回はアンナさんが地面を破壊したけれど、アンナさんが間に入っていなくても、中央広場の破壊はきっと避けられなかったんじゃないかな?」
少し息を吐き出し、話を繋げる先生。
「君が体を張ってくれていなければ、石畳どころか、広場も、周りにいた生徒も大きな被害を受けていただろう。午前中に会議をした結果、騒ぎを止めてくれたアンナさんの力を評価することに決めたよ。おめでとう、アンナさん」
先生がそういったタイミングで、ズボンのポケットからピコンという音が鳴った。
ポケットの中に手を入れて、ある物を取り出す。
ある物っていうのは、生徒手帳のことだ。
生徒手帳は革張りの手帳で表紙には学院の証文が刻印されている。
表紙には複雑な魔導回路が組み込まれており、持ち主の魔力に反応して起動する。
中を開けば、個人の成績、時間割などがホログラムのように浮かび上がる仕組みだ。



