朝から血の気が多いな〜。
わたしが他人事のように思っていると、リリィが呆れたように息を吐いて呟いた。
「……全く。あんな至近距離で高威力の魔法をぶつけ合ったら、周囲にどれだけの被害が出るか計算できないのかしら。これだから野蛮な男たちは嫌いなのよ」
その瞬間、男子生徒二人が同時に叫んだ。
「炎烈弾!」
「爆水砲!」
手から放たれる炎。杖から放たれる水。
どちらもわたしの魔法とは比べ物にならないくらいの魔法の威力。
殺傷能力すらありそうな水と炎の奔流に、周りにいた生徒たちは悲鳴を上げて逃げ出す。
「―――流石に、朝から賑やかすぎです……!やり過ぎですよ!!!」
わたしはそう叫び、二人の間に飛び出した。
確か自分の魔法はカウンター魔法でないと効果はないはずだよね?
わたしはそう思って、猛スピードで迫ってくる炎と水に両手を翳し、片脚を上げる。
―――ドオォォォォォン!
上げた脚を地面に叩きつけ、ただの平手打ちで魔法を跳ね返した。
ありゃ?意外と軽い魔法……脚の踏み込みはいらなかったかも。
そんなことを思っていると、返っていった魔法たちが男子生徒たちに届く前にロウソクのように消えてしまった。
魔力の塊であるはずの魔法が、わたしの手のひらが放つ圧倒的な風圧と質量によって粉砕されたのだ。
魔法を放った生徒二人は、ぽかんとした様子でわたしを見つめる。
かと思うと、情けない声を出してよろよろとその場に崩れ落ちてしまった。
「喧嘩はよくないです。こんな場所で魔法を放ったら周りの人たちにまで被害が及んでしまいます」
わたしが他人事のように思っていると、リリィが呆れたように息を吐いて呟いた。
「……全く。あんな至近距離で高威力の魔法をぶつけ合ったら、周囲にどれだけの被害が出るか計算できないのかしら。これだから野蛮な男たちは嫌いなのよ」
その瞬間、男子生徒二人が同時に叫んだ。
「炎烈弾!」
「爆水砲!」
手から放たれる炎。杖から放たれる水。
どちらもわたしの魔法とは比べ物にならないくらいの魔法の威力。
殺傷能力すらありそうな水と炎の奔流に、周りにいた生徒たちは悲鳴を上げて逃げ出す。
「―――流石に、朝から賑やかすぎです……!やり過ぎですよ!!!」
わたしはそう叫び、二人の間に飛び出した。
確か自分の魔法はカウンター魔法でないと効果はないはずだよね?
わたしはそう思って、猛スピードで迫ってくる炎と水に両手を翳し、片脚を上げる。
―――ドオォォォォォン!
上げた脚を地面に叩きつけ、ただの平手打ちで魔法を跳ね返した。
ありゃ?意外と軽い魔法……脚の踏み込みはいらなかったかも。
そんなことを思っていると、返っていった魔法たちが男子生徒たちに届く前にロウソクのように消えてしまった。
魔力の塊であるはずの魔法が、わたしの手のひらが放つ圧倒的な風圧と質量によって粉砕されたのだ。
魔法を放った生徒二人は、ぽかんとした様子でわたしを見つめる。
かと思うと、情けない声を出してよろよろとその場に崩れ落ちてしまった。
「喧嘩はよくないです。こんな場所で魔法を放ったら周りの人たちにまで被害が及んでしまいます」



