楽しい誕生日も過ぎ去り、長期休暇もあっという間に過ぎた。
誕生日からは、リリィにもらった元気とゼノ様からのプレゼントを源に、一層トレーニングに励んだ。
今日は新学期前日。
ここ、王立ルミナス魔導学院の生徒たちが、続々と寮に帰ってくる。
この学院は全寮制で、男女、学年ごとにわけられている、二人部屋制度。
クラスは変わる可能性があるから、わけられていない。
わたしはセルシア・ヴァレンタインというSクラスの女の子と同室だ。
一年生女子寮に入ると、玄関付近の掲示板に人が群がっていた。
掲示板には紙が貼られていて、新学期のクラス更新が張り出されているようだった。
わたしは、あんなに人が多い場所にクラスを見に行く気にはなれず、荷物を置くために部屋へ向かった。
寮から帰ったときよりも重くなった荷物を手に階段を上がり、三階にある部屋にたどり着いた。
ドアを開けると一ヶ月前と変わらない風景がそこに広がっていた。
入ってすぐには共有スペース。
左右にそれぞれカーテンが設置されていてその奥はそれぞれの個人スペース。
わたしは右側の個人スペースに入って持ってきた荷物を床に置き、カバンから出して棚に収めていく。
ひとしきり片付いたところで、ガチャリと扉が開いた音がした。
セルシアちゃんが帰ってきたと思って、開いていたカーテンから顔を覗かせた。
「おかえりなさ〜い……って、どうしました?」
部屋に入ってきたセルシアちゃんの雰囲気は、いつもとはガラリと変わりどんよりしていた。
「うわ〜ん!アンナさ〜ん!」
セルシアちゃんはわたしの方を見た瞬間、小さな子供のようにわたしに飛びついてきた。
「だ、大丈夫ですかっ?」
「どうしましょう……私、私、クラスがAクラスに落ちていましたの!叱られてしまいます…もう最悪ですうぅぅ!」
今まで涙を我慢していたのか、わっと泣き出すセリシアちゃん。
誕生日からは、リリィにもらった元気とゼノ様からのプレゼントを源に、一層トレーニングに励んだ。
今日は新学期前日。
ここ、王立ルミナス魔導学院の生徒たちが、続々と寮に帰ってくる。
この学院は全寮制で、男女、学年ごとにわけられている、二人部屋制度。
クラスは変わる可能性があるから、わけられていない。
わたしはセルシア・ヴァレンタインというSクラスの女の子と同室だ。
一年生女子寮に入ると、玄関付近の掲示板に人が群がっていた。
掲示板には紙が貼られていて、新学期のクラス更新が張り出されているようだった。
わたしは、あんなに人が多い場所にクラスを見に行く気にはなれず、荷物を置くために部屋へ向かった。
寮から帰ったときよりも重くなった荷物を手に階段を上がり、三階にある部屋にたどり着いた。
ドアを開けると一ヶ月前と変わらない風景がそこに広がっていた。
入ってすぐには共有スペース。
左右にそれぞれカーテンが設置されていてその奥はそれぞれの個人スペース。
わたしは右側の個人スペースに入って持ってきた荷物を床に置き、カバンから出して棚に収めていく。
ひとしきり片付いたところで、ガチャリと扉が開いた音がした。
セルシアちゃんが帰ってきたと思って、開いていたカーテンから顔を覗かせた。
「おかえりなさ〜い……って、どうしました?」
部屋に入ってきたセルシアちゃんの雰囲気は、いつもとはガラリと変わりどんよりしていた。
「うわ〜ん!アンナさ〜ん!」
セルシアちゃんはわたしの方を見た瞬間、小さな子供のようにわたしに飛びついてきた。
「だ、大丈夫ですかっ?」
「どうしましょう……私、私、クラスがAクラスに落ちていましたの!叱られてしまいます…もう最悪ですうぅぅ!」
今まで涙を我慢していたのか、わっと泣き出すセリシアちゃん。



