雪の音色に包まれて

氷月(ひづき)
愛冬(まふゆ)…それって…。」

愛冬(まふゆ)
『いいから!ちゃんと私の隣にいてよ!』

雪音(ゆきね)
『…氷月(ひづき)くん、気づいた?あなたはもう孤独じゃないって。』

氷月(ひづき)
「…うん。」

雪音(ゆきね)
『あなたを想ってくれる人はいるのよ?』

氷月(ひづき)
「…ようやくわかった…。」

雪音
『(ニコリ)…それじゃあね。氷月(ひづき)くんとお話できて楽しかった。どうか幸せに…。』

氷月(ひづき)
「僕も雪音(ゆきね)さんに逢えてよかった。12年間、本当にありがとう。」

(次に逢うときは、僕の大切な人を紹介するよ…。)

淡雪が止むのに合わせ、雪音(ゆきね)さんは消えてしまった。