雪の音色に包まれて

愛冬(まふゆ)は頬をぷくーっと膨らませた。

愛冬(まふゆ)
氷月(ひづき)さ。』

氷月(ひづき)
「何?」

愛冬(まふゆ)
雪音(ゆきね)さんのこと好きなの?』

氷月(ひづき)
「す、好き?!///」

愛冬(まふゆ)
『素直に吐きなさい。』

氷月(ひづき)
「…好きだけど、わからない…。」

愛冬(まふゆ)
『わからないって何よ?』

氷月(ひづき)
「恩人への憧れとして好きなのか、恋愛感情なのか。」

愛冬(まふゆ)
『…釈然としないけど…まぁいいか、合格。』

氷月(ひづき)
「何の審査?!」

愛冬(まふゆ)
『別にー。』

(そりゃ、年上のお姉さんには敵わないけどさ…もうちょっと私のことも見てよね…。)



氷月(ひづき)
「何か言った?」

愛冬(まふゆ)
『何でもない!ホラ!次の講義始まるよ!』

僕は愛冬(まふゆ)のコロコロ変わる表情に振り回されながらも、少しずつ心が癒されていくのを感じた。