イケメン兄弟はわたしに夢中!?〜幼なじみが家族になった〜

 千聖くんと一緒に帰宅すると、麻弥さんは千聖くんの怪我を知って取り乱した。
 先に帰っていた優夜くんも驚き、心配していた。
「自分より小さな男の子を助けたのは偉いことだと思うけど……千聖に怪我をしてほしくなかったなあ」
 麻弥さんは複雑そうな顔をした。
 しばらく経って、帰宅したお父さんも同じことを言った。
「ごめん」
 悪いことをしたわけでもないのに千聖くんが謝っている。
 その姿は、わたしの胸を締め付けた。
 わたしが予知夢で見ることができていれば、防げた怪我なのに……。