七月の中旬、月曜日。
静かな部屋に機械的な電子音が鳴り始めた。
放っとくと延々鳴り続けるため、速やかに起きて止めなければならない。
隣の部屋にいる千聖くんたちにも迷惑だろうし。
いや、ひょっとしたらもう起きてるかもしれないけど。
「んんー……これも予知夢かなあ……」
嫌な夢を見たわたしは眉間に皺を寄せたまま、手探りでスマホを探した。
手探りで枕元のスマホを探し当て、アラームを切る。
スマホを握ったまま目を閉じ、カウント開始。
五、四、三、……一、ゼロ。
よし、起きた。
五秒数えることで眠気と決別。
愛用しているイルカの抱き枕をベッドの脇に退けて起き上がる。
寝ぼけまなこを擦ってベッドから下り、カーテンを開けると青空が広がっていた。
今日も暑くなりそうだ。
部屋を出て、洗面所に向かう途中、廊下にジロさんが落ちていた。
「おはよ、ジロさん」
ジロさんは寝転がったまま反応しない。
わたしは苦笑して洗面所に入り、洗顔を済ませた。
「おはよう」
挨拶しながらリビングに入る。
「おはよう、愛理ちゃん」
対面キッチンではエプロン姿の麻弥さんが朝食を作っていた。
お味噌汁の良い香りがする。
テーブルには優夜くんが座り、一足先に朝食を食べていた。
お父さんの姿はない。既に出勤したのだろう。
静かな部屋に機械的な電子音が鳴り始めた。
放っとくと延々鳴り続けるため、速やかに起きて止めなければならない。
隣の部屋にいる千聖くんたちにも迷惑だろうし。
いや、ひょっとしたらもう起きてるかもしれないけど。
「んんー……これも予知夢かなあ……」
嫌な夢を見たわたしは眉間に皺を寄せたまま、手探りでスマホを探した。
手探りで枕元のスマホを探し当て、アラームを切る。
スマホを握ったまま目を閉じ、カウント開始。
五、四、三、……一、ゼロ。
よし、起きた。
五秒数えることで眠気と決別。
愛用しているイルカの抱き枕をベッドの脇に退けて起き上がる。
寝ぼけまなこを擦ってベッドから下り、カーテンを開けると青空が広がっていた。
今日も暑くなりそうだ。
部屋を出て、洗面所に向かう途中、廊下にジロさんが落ちていた。
「おはよ、ジロさん」
ジロさんは寝転がったまま反応しない。
わたしは苦笑して洗面所に入り、洗顔を済ませた。
「おはよう」
挨拶しながらリビングに入る。
「おはよう、愛理ちゃん」
対面キッチンではエプロン姿の麻弥さんが朝食を作っていた。
お味噌汁の良い香りがする。
テーブルには優夜くんが座り、一足先に朝食を食べていた。
お父さんの姿はない。既に出勤したのだろう。

