抱えきれないほどの愛に。

てっきり、喜んでくれると思ってたのに。


ようくん、


……モテる、し…


「…女子にかかれば一気に広まるんだから。やっとあの裏アリドロドロ人間から解放されるわよ」


こそっと私に耳打ちすると、意地悪そうに笑った。


…何だか、久しぶりだ。


ルリカちゃんの笑顔。


最近、ずっと心配そうな顔させちゃってたから……。


「篠原さんーッ!!」


「アイドルコンテスト、出てくれるってほんとっ!?」


スライディングのような速さで滑り込んできた、眼鏡の男の子を筆頭に後ろには可愛らしい女の子たちがついている。


あいどるこんてすと…って先生が言ってた…?


そうだ…出ることになったんだっけ…?