抱えきれないほどの愛に。

もう、ようくん…自由なのに。


ねぇ…っ自由なんだよ…?


もう、私と関わらなくて、いいんだよ。


ぼやけた視界の先に映るようくんの上履きが一歩、こちらに近づいた。



っ……へ。


突然降ってきた肩の重み。


……熱い。


っ、熱い、なぁ…っ。


触れた部分だけが、熱を帯びる。


触れられたとこが、熱い。


でも、それは、ただの”愛しさ”


……それだけ。


「……俺だけに、してよ」


泣きたいのは、こっちなのに。


震えた声で…言わないで…っ。


ようくんは……何が言いたくて、



何がしたい、の。


……分かん、ないよ。


ようくんのこと、何一つ、分かんないよ…っ