私は、ハンカチを出して、手に巻き付け始める。
「痛かったら言ってくださいね」
「あー、大丈夫。俺は痛いとかわかんないから」
え…あ、そっか、今話してるのはあの感情がないっていう…。
「でも、痛みは感情じゃないからわかるんじゃ…?」
「うーん、まぁ、チクってするのが痛いっていうのはわかるんだけど、今のがチクなのか分からなくて」
「そうなんですか…じゃあ、私が痛がってる時の顔の時、教えてあげます。その時が痛いっていうこと…っていうのはどうですか?」
「え、教えてくれるの?じゃお願い」
あはは…すごく素直な人だな。いいことなんだけど、ほかの人のパシリとかになってないといいけど…。
「じゃあ触りますね」
私は、そっと優しく手に触る。
「っ…!」
「今!」
「えっと…?今の顔が痛がってる顔ってこと?」
「はい!」
「へー、今が…ありがとう。教えてくれて」
「いえ、とんでもないです!」
良かった。痛みを教えられるか不安だったけど、わかったみたい。
「あ!いいこと考えた!ねぇ、君、名前は?」
「えっと、伊崎美彩、です」
「俺は、香凪優斗。ねぇ、美彩、俺の教師になってよ!」
「え…?」
きょう…し…教師…。
「教師!?」
「そう。教師」
でも、私教師って言ったって、まだ学生だし…というか、何の?
「え、何の?」
「俺の感情教師!」
香凪くんの、感情教師…。
「というか、なんで私なの?」
「痛かったら言ってくださいね」
「あー、大丈夫。俺は痛いとかわかんないから」
え…あ、そっか、今話してるのはあの感情がないっていう…。
「でも、痛みは感情じゃないからわかるんじゃ…?」
「うーん、まぁ、チクってするのが痛いっていうのはわかるんだけど、今のがチクなのか分からなくて」
「そうなんですか…じゃあ、私が痛がってる時の顔の時、教えてあげます。その時が痛いっていうこと…っていうのはどうですか?」
「え、教えてくれるの?じゃお願い」
あはは…すごく素直な人だな。いいことなんだけど、ほかの人のパシリとかになってないといいけど…。
「じゃあ触りますね」
私は、そっと優しく手に触る。
「っ…!」
「今!」
「えっと…?今の顔が痛がってる顔ってこと?」
「はい!」
「へー、今が…ありがとう。教えてくれて」
「いえ、とんでもないです!」
良かった。痛みを教えられるか不安だったけど、わかったみたい。
「あ!いいこと考えた!ねぇ、君、名前は?」
「えっと、伊崎美彩、です」
「俺は、香凪優斗。ねぇ、美彩、俺の教師になってよ!」
「え…?」
きょう…し…教師…。
「教師!?」
「そう。教師」
でも、私教師って言ったって、まだ学生だし…というか、何の?
「え、何の?」
「俺の感情教師!」
香凪くんの、感情教師…。
「というか、なんで私なの?」


