「萌華、奪子さん知ってる?」
「知らないなぁ」
奪子さんって誰だろ?友達の名前かなんかかな?
「この学校の都市伝説だよ!!この話聞いたら五人以上に話さないと殺されるんだよぉ…」
晴海が怖い顔をして言う。私はもともとそういうのを信じちゃう人だから、怖くなってくる。
「えっ…」
「奪子さんは、『声聞こえてるかぁ』ってずっと話しかけてくるんだって…。五人以上に話さないと、殺されるし、返事をしても殺されるんだよ…。噂によると、手がたくさんあるとかなんとか……」
私は怖くなってその場を逃げ出す。
(急いで五人に話さなきゃ……)
私はクラスの女子二人と男子に話す。
それ以外の人はみんな知っているらしく、話せる相手がいない。
(ちょっとトイレ行こ…)
私はお手洗いに行く。お手洗いは休み時間なのに、一人もいない。不思議に思いつつも、用を済ませ、手を洗う。
すると、
「声、聞こえてる?」
と聞かれた。その声は晴海だった。
「聞こえてるよー!」
と言って正面の鏡を見る。そこには、知らない女の子が写っていた。
直感で思う。
(奪子さんだっ……じゃあ、今返事したのって……)
そう、私は晴海じゃなく、奪子さんに"返事"をしてしまったのだ。
「聞こえてるのねぇぇぇ」
私は奪子さんに捕まれ、鏡の中に引き入れられる。奪子さんには腕が6本もあった。
「だっ誰か!助けてっ……聞こえてるんでしょ!」
そう叫ぶが誰も来ない。外からは、
「聞こえてるかだってー。まんま奪子さんじゃん!」
(違うよ、本当にいるんだよ…)
私の声は誰にも届かなかった。
その日、萌華は消えた。萌華が奪子さんに捕まった後、どうなったかは誰も知らない。
「知らないなぁ」
奪子さんって誰だろ?友達の名前かなんかかな?
「この学校の都市伝説だよ!!この話聞いたら五人以上に話さないと殺されるんだよぉ…」
晴海が怖い顔をして言う。私はもともとそういうのを信じちゃう人だから、怖くなってくる。
「えっ…」
「奪子さんは、『声聞こえてるかぁ』ってずっと話しかけてくるんだって…。五人以上に話さないと、殺されるし、返事をしても殺されるんだよ…。噂によると、手がたくさんあるとかなんとか……」
私は怖くなってその場を逃げ出す。
(急いで五人に話さなきゃ……)
私はクラスの女子二人と男子に話す。
それ以外の人はみんな知っているらしく、話せる相手がいない。
(ちょっとトイレ行こ…)
私はお手洗いに行く。お手洗いは休み時間なのに、一人もいない。不思議に思いつつも、用を済ませ、手を洗う。
すると、
「声、聞こえてる?」
と聞かれた。その声は晴海だった。
「聞こえてるよー!」
と言って正面の鏡を見る。そこには、知らない女の子が写っていた。
直感で思う。
(奪子さんだっ……じゃあ、今返事したのって……)
そう、私は晴海じゃなく、奪子さんに"返事"をしてしまったのだ。
「聞こえてるのねぇぇぇ」
私は奪子さんに捕まれ、鏡の中に引き入れられる。奪子さんには腕が6本もあった。
「だっ誰か!助けてっ……聞こえてるんでしょ!」
そう叫ぶが誰も来ない。外からは、
「聞こえてるかだってー。まんま奪子さんじゃん!」
(違うよ、本当にいるんだよ…)
私の声は誰にも届かなかった。
その日、萌華は消えた。萌華が奪子さんに捕まった後、どうなったかは誰も知らない。
