遥人が今でも私を好き、だなんて。 違う、きっと違う。 けれど、喜ぶ自分がいるのもまた事実。 遥人と一緒になれば、毎日あたたかい気持ちで過ごせていたのか。 毎日怒られることも、理不尽に暴力を振るわれることもなく、心穏やかに笑顔で過ごせたのだろうか。 そんな考えが頭をよぎっても、考えるだけでいい。 ___そもそも結婚している私にそんなこと、あってはならないんだから。