「ま、まあ、もう20年も前の話だしね! ごめんごめん、ふざけすぎたね。」 「今も好きだとしたら?」 「え…」 まだ席に座ってる私と、目の前に立っている遥人。 あの頃は私の方が背も高く、いつも遥人は私を見上げ、後ろをついて回るような小さな男の子だった。 けれど今目の前にいるのはあの頃の小さな遥人ではなく、立派な大人の男として成長した遥人だ。