「これで、やっと正式な彼氏だよね?」 「そうだよ。待たせて、本当にごめん。」 遥人は愛おしそうに私の頬を撫でる。 「ううん、あんちゃんも俺との関係もそうだしこの決断をすることもたくさん悩んだと思う。 あんちゃんにとって1番自分が幸せになれる選択を、ちゃんと選べた?」 優しくそう聞かれて、私は少しだけ考えるふりをした。 答えはもう、とっくに決まっていた。