「あのね、隆二と離婚することになったよ。」 「うん。」 遥人はそれ以上なにを言うわけでも聞くわけでもなく、ただうんと静かに答えた。 「住む場所は、どうするの?」 「んー、そうだね。とりあえずはすぐにでも借りれそうな部屋を今探してるところ。 さすがにいつ出ても大丈夫なんて言ってるからって、悠長なことは言ってられないし。」 なんて、言ったものの正直良い物件が見つかりそうもなく焦っているのが本音ではある。 このまま見つからなければどうしよう。 「旦那さんは?」