「りゅ、うじ…?」 「_____慰謝料は請求しない。 今まで俺に縛り付けたこと、何度も暴力を振るったこと、すまない。 どうか、幸せになってほしい。」 いつも威圧的な隆二からは考えられない言動だった。 あの黙っていた数分、何を思い考えていたのかは分からない。 けれど、まさかこんなにあっさり離婚に応じるとは思っていなかった。 隆二は立ち上がると、離婚届けにさらさらと綺麗な字で記入していく。