「あれ?杏奈さん!おはようございます〜!」
「えりちゃんおはよう〜。」
「あれ、杏奈さんって私と同じ方向じゃなかったっけ?」
遥人の部屋に寄ってから出勤したのもあって、いつもと逆方向から来たからえりちゃんは不思議そうな顔をしてるんだろう。
「ちょっと今日は出勤前に用があったの。」
「あ、そうだったんですね!
今日暇ですかね〜?わたし遅くまで遊んでたのもあってすっごいねむたくって…。
あー頼むからお客さんなるべく少なめで!」
頼むー!と手を合わせてすりすりしているえりちゃんは本当に眠いんだろう。
珍しく目の下にクマができていた。



