遥人と永遠のお別れをするわけではないのに、胸が引き裂かれたように痛い。 _____帰りたくない。 「あんちゃん?」 無言で抱きつき、遥人の胸に顔を埋めた。 優しい柔軟剤の香りに包まれる。 「帰りたくない、寂しい。」 「そんなの俺も一緒だよ。あんちゃんだけじゃない。」 遥人は優しい手つきでゆっくりと頭を撫でてくれた。